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お仏壇の運搬の際には持ち方に気をつけましょう。

2010年09月06日
ご自宅の新築・改築やお引越しをされる際には、お仏壇の移動を仏壇屋や引越し業者に頼まれたり、お客様ご自身でされる場合があります。

その際に気をつけていただきたい点はいくつかあるのですが、今回は「してはいけないお仏壇の持ち方」についてです。

お仏壇の最も単純な構造は次のようになっています。

お仏壇を正面から見た場合、

  • 本体の上下に桁(けた)があり

  • 手前の左右に柱が2本

  • 奥の左右に柱が2本

  • それら4本の柱が上下の桁に差し込まれています

  • そして正面以外の柱間(左右と奥の3箇所)には平板が取り付けられています


このように、上の桁は(基本的には)4本の柱と接合されているだけなのです。

ところが。

お仏壇を立てた状態で移動される場合、最も持ちやすいために、上の桁を手のひらに載せるようにして運びたくなるものです。(お神輿を担ぐような感じで)

すると、この桁と4本の柱の接合部、つまり4箇所にお仏壇の全重量が負荷としてかかることになり、接合部の柱が

「ポキッ」

と折れてしまう可能性があります。

とくに、お仏壇の取り扱いに慣れておられない方々4人で、

「ヨイショ」

っと、持たれてそのまま歩かれた場合、歩調が合わないことも影響し、1本の柱に負荷が集中する可能性が大きくなります。

柱が1本でも折れてしまうと、

  • 上の桁を取り外し

  • 折れた柱を新調(もしくは修理)し

  • 再度取り付け


となり、移動作業は続けることができなくなってしまいます。


お仏壇を移動される際には、桁に無理な力はかけないでください。
たとえ手を添える必要がある場合でも、あくまで「添える程度」にしていただき、基本的には柱や下の桁(本体の底)などを持つようにしていただければと思います。

現実にはこのような破損は稀なことですが‥。


【関連リンク】

お引越し・新築・改築時のお仏壇の移動

□ Posted by 仏壇修理請負人 at 22:23TrackBack(0)

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