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お仏壇の組子。バラバラになっていませんか?

2010年08月28日
一般的なお仏壇の障子(内側の扉)には、組子(くみこ)と呼ばれる部品が取り付けられています。

住宅の障子やふすまなどに幅が数mm程度の細い桟が縦横もしくは斜めに組んであるのを思い浮かべていただければよろしいでしょう。

で、その組子。

結構破損しています(^^;

お客様のご自宅で、お仏壇の扉を開閉される様子を拝見していると、多くの方が同じような箇所を手で触れられています。正直なところ、仏壇屋としてはあまり触って欲しくないのですが‥。

金箔部分同様、組子の表と裏とを手でつかみ開閉されるのはできる限りやめてくださいね。

組子は釘を使用せず桟と桟を組み合わせて1つの部品として成り立っていますので、無理な力が加わるとバラバラになってしまいます。

最初のうちは1本、2本だけ外れていたものが、年月の経過とともに本当にバラバラになり部品もどこへいってしまったのかわからなくなるケースが少なくありません。

そしてこれも意外とあるのですが、組子がバラバラになるからといって、それらに

セロハンテープ!

を貼りつけて崩れないようにされています。
金箔が押してある組子の場合、そのセロハンテープをはがすと金箔がはがれてしまいますよ‥。


<まとめ>

  1. 障子の開閉の際には組子をつかまないでください。

  2. 障子の開閉時には開閉用のつまみ金具をつまんで行ってください

  3. 組子の一部が外れた場合、できるだけ早くお近くの仏壇店または購入店にご相談ください。

  4. バラバラになるからといって安易にセロハンテープを貼らないでください


【関連リンク】

お仏壇の障子の紗張り替え・組子新調
金箔には触れないでください  

□ Posted by 仏壇修理請負人 at 00:15TrackBack(0)

夏季休暇のご案内

2010年08月08日
2010年8月15日(日)〜2010年8月18日(水)までの間、お休みをいただきますのでよろしくお願い致します。

2010年8月19日(木)より平常通り営業させていただきます。


- アイズサービス -  
□ Posted by 仏壇修理請負人 at 23:22TrackBack(0)
□ カテゴリ :

おりんの音から思い出される不思議な・・・

2010年08月02日
誰もいないはずのお仏壇からおりんの音が!?

こんなときは、

「どうしたどうした?」

とお仏壇に駆け寄られる方や、

「なんだかなぁ‥?」

と不安げにおそるおそる近寄られる方などがいらっしゃると思います。


10代半ばの頃、私も同じような思いをした経験があります。


それは家族そろって食事をしていたときのことです。

お仏壇から突然、


「チーーーン」


と。

家族はみんなで食事中!


「なんだなんだ?」


と思っていると、飼っていた犬が一目散にお仏壇へ!(普段は臆病者なのに‥)

そしてテーブルの周りをぐるぐると走り回り何かを追いかけているもよう!?

そして捕まえました!


「チーン」の犯人はどうやら・・・


ねずみのようでした。
最近はそれほどでもないと思いますが、一昔前、二昔前、三昔前ではありがちのお話でしょうか(^^

しかし現在、大人になったからなのか職業柄なのかはわかりませんが、

おりんの音は、騒がしい心を静かにしてくれる、とても大好きな音になっています。


そして、このお話にはもう少し続きがあります。


それから何年かが過ぎ、大好きな犬は亡くなってしまいました。
その犬はある方から譲り受けたのですが、その方も実は、同じ月日、つまり同じ祥月命日に亡くなられています。

さらにこの縁はこれだけではなく、我が子の誕生日までも同じなのです‥。

本当に不思議なものです。


このようなおりんの音から思い出される、そして今現在もたしかに繋がっている縁を感じることができるからなのでしょうか、おりんの音はたしかに、原料の種類や配合の割合などで変わりますが、

現在、おりんをご使用になられているどなたにとっても、

「慣れ親しんだ音」
「忘れられない音」

をそれぞれお持ちなのではないかと思ってみたりします。


大切な思い出の中に‥。  
□ Posted by 仏壇修理請負人 at 15:04TrackBack(0)
□ カテゴリ : 仏壇修理請負人雑感

お仏壇の修理などで迷うことも選択肢の・・・

2010年07月19日
お仏壇というのは、木工品という点においては一般の家具などと似ているようで、使用目的となると随分異なります。

そして、お仏壇の修理や買い替えを検討される場合、決断に至るまでは多少の迷いはどなたでもお持ちのようで、その代表的な理由には2つのことが挙げられます。


(1)購入や修理の頻度
お仏壇の購入やお洗濯(全面修理)に要する費用は、自動車のそれと価格帯が近いかもしれません。しかしそのわりには、買い替えや修理の頻度はかなり違います(消耗部品の数は自動車のほうがはるかに多いこともありますが‥)。自動車は一人に一台のお家もあるのに対し、お仏壇はそのようなことはありません。また、一生のうちに5回、10回と買い替えることもないと思いますので、その購入経験の少なさにより「費用に対する価値」がわかりにくく判断しにくいため、迷いが生じるようです。


(2)魂と受け継いできたもの
そしてなによりも、お仏壇には魂の入ったご本尊やお位牌などが安置されますので、

「修理するより安いから買い替えようか」
「でも、先々代から受け継いできたものだし‥」

と、心情的には「価格を最優先で」とはなかなかいかない面もあるようです。チラシに掲載されている特価品などと比較すると、修理をしたほうが高くなることも珍しいことではないため、お悩みになられるところではあります。


このように上記の(1)や(2)またはそれらの両方で迷われる方が多いようです。しかし迷われたときは、急いで無理に決断される必要はないと思います。

「迷うこと」

も選択肢の一つに加えてください。
上述したようにお仏壇は一生のうちに何度も‥というものでもありませんので、できる限り納得できるまでいろいろな仏壇屋さんにご相談されたほうがよいでしょう。


ところで、当社はお仏壇の修理を専門にしてはいますが、同じように大切にしていることがあります。

それは、このような迷いをお客様と共有し、そして結論を出されるまでのお手伝いをさせていただくことです。このことは仕事の一つというより、どちらかといえば、使命だと感じております。

「お仏壇のことで気になっていることがあるんだけど‥」
「買い替えようかどうしようか迷ってるんだよね」

というあなたには、「説得」されてではなく「納得」してご決断いただきたいと思いますので、どのような小さなことでもお気軽にご相談くださいませ。

そして、ご相談いただいた方には次のような選択肢もあります。


「アイズサービスを利用しない」


と。

たとえそのような結果になったとしても、あなたのお役に立つことができれば幸いです。


あまり考えたくはありませんが‥(^^;


【関連リンク】

お仏壇の修理とお掃除の専門 アイズサービス
  
□ Posted by 仏壇修理請負人 at 17:59TrackBack(0)

お仏壇の気持ち。

2010年06月29日
この記事をご覧いただいている方の多くは、

「お腹が痛い」
「熱がある」
「腰が痛い」←私です(^^;

などのように、身体のことであれば、一見他の人からはわからないようなことでもご自身では気づかれるのではないでしょうか。

すると、

「薬を飲もうか」
「病院で診てもらおうか」

と考え、なんらかの処置をされると思います。中には、

「とりあえずガマン!気合で治す」

という方もいらっしゃるかもしれませんが‥。
私の父は昔からこのタイプの人で、風邪気味でも「顔を洗ったら治る」とよく言ってました。(そういえば最近はあまり聞きませんね)


では、お仏壇の「健康状態」はどうでしょうか?
おわかりになられるでしょうか。

私の経験上、お仏壇を購入された後、多くの方は定期的なメンテナンスを仏壇屋さんに依頼されていらっしゃらないのではないかと思います。

しかし実は人間と同じように、お仏壇も、

「ここがイタイ、そっちもイタイ、あそこも都合が悪い。」

と訴えているのです。
ところが残念なことにその声は届かず、そのため状態がかなり悪くなってはじめて、

「お仏壇の気持ち」

に気づくケースが多くあります。


そうなる前に、数年に一度でもかまいませんので(一年に一度が理想ですが‥)お近くの仏壇屋さんに点検だけでもお願いされてはいかがでしょうか。

そして可能であれば、ですが、お仏壇の製造や修理に携わっている方に来ていただければなお良いでしょう。お仏壇の構造を把握していて、今後起きそうな不具合をも指摘していただけるはずですから。


「お仏壇にも掛かりつけ医を持ちましょう!」


ということです。


【関連リンク】

お仏壇の無料点検のすすめ  
□ Posted by 仏壇修理請負人 at 17:13TrackBack(0)